富士山議連

投稿日 2015年9月29日

「美しい富士山を創り守る議員の会」(通称:富士山議連)の会合に参加しました。

同議連で私は1年ほど前に、以下の3つの視点から、八つの具体的な施策を提案させていただきました。
(視点1)文化遺産としての価値を守る
(視点2)自然環境を守る
(視点3)政府の観光立国推進戦略(2020年に訪日外国人2,000万人)と連携する

文化庁、環境省、林野庁、外務省、観光庁など、関係省庁から現状について報告がありましたが、(視点3)の観光戦略については十分な報告がなく、その点について指摘させていただきました。
担当者曰く、富士山は利害関係者が複雑すぎて調整が難航しているとのこと。
調整が難航しているからこそ、いまこそ国がリーダーシップを取るべきだとお伝えさせていただきました。

さらに、驚くべき発言がいくつもありました。
・総登山者数は把握しているが、外国人の登山者数は把握していない。
・山小屋の総定員は把握しているが、実際の宿泊客数は把握していない。

外国人観光客を増やすと言いながら、外国人登山者数も把握できていないとは…
登山客数に応じた安全で適正な宿泊施設を整えると言いながら、宿泊者数も把握できていないとは…
正直、開いた口が塞がらないとはこのことです。
現状分析ができていなければ、戦略の立てようもありません。
「重要指標の測定・分析」という企業経営では当たり前のことが行政においてできていないのです。

あらためて『政治・行政に経営を持ち込む』ことの大切さを認識した次第です。

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