震災からの復興状況

投稿日 2015年9月24日

参議院の政策審議会に出席しました。

テーマは「東日本大震災からの復興状況について」です。

東日本大震災から4年半。
避難者は47万人から20万人まで減少しました。
瓦礫処理と公共インフラの復旧は概ね終了しました。
災害公営住宅は、計画戸数3万戸に対して1.1万戸が完成しています。
高台移転は、計画戸数2.1万戸に対して、0.5万戸が完成しています。
農地は7割、水産加工は8割が業務再開しています。
福島県では、除染が必要な11市町村のうち、4市長村で除染が終了しました。
私が復興参与を拝命している陸前高田市では、巨大ベルトコンベアによる土砂搬出が終了しました。

関係者の皆様の懸命の努力により、ハード面の“復旧”は確実に進んでいます。

これから大切なのは、ソフト面も含めた“復興”です。
震災前と同じ商店街をつくっても、またシャッター商店街になるだけです。
地域の特色を活かし、地域外からもお客様・観光客を呼び込めるような街にしなければなりません。
そして、売り物を決めて、日本中、世界中に売れる物をつくらねばなりません。
陸前高田市を例にとると、人口は3万人を超えていた1970年をピークに年々減少していました。
被災前の人口は23,000人。
東日本大震災が発生する前から、人口減少という課題を抱えていたのです。
そして直近の人口は20,218人。
それに対して復興計画の人口規模設定は25,000人です。
直近の人口に対して125%の想定です。

人口を増やすためには、企業誘致も含め、魅力ある街づくりが必須です。
マーケティングやブランディングなど企業経営と同じノウハウが必要であり、企業経営の経験を持つ政治家として、被災地の復興に全力を尽くしたいと思います。

150924_02
※図は、陸前高田市役所HPより引用。