経営者の皆さんへ

投稿日 2017年2月17日

今朝の、自民党の中小企業対策を話し合う会議。
官僚の説明が終わった後、真っ先に挙手して、強い口調で意見させていただきました。
何に熱くなっているかと言うと「信用保証協会」です。
このたび、信用保険法の一部が改正される法律案が検討されています。
経営者の皆さんが、銀行に行くと
「では、信用保証協会の保証を使いましょう」と
お決まりのセリフを言われたことがあると思います。
30年前の、有限会社渡美商事もそうでした。
今回の改正案は、信用保証協会が「100%保証」する項目(創業資金等)の増額がありました。
ただ、そうすると銀行は本気で「事業の目利き」「事業への寄り添い」をしなくなります。
将来性のある事業も、将来性のない事業も、銀行は目利きをせずに融資をすることになります。
たとえば、それが信用保証協会の「60%保証」であれば、銀行は「40%リスク」をとります。
そこに目利きが生まれます。そもそも100%保証は銀行に甘いです。
銀行に本気で目利きをさせる為には、融資額が大きくなればなるほど、銀行のリスクを大きくしていくことが必要です。
銀行に甘く、事業の目利きをしなくてもいい制度では、
この国に強い企業が生まれないと思います。
その昔、私も信用保証協会に「おたくの枠は」と言われて、
当時、取引をしていた銀行には、なんと
「おたくは3店舗の器ですよ」と言われました。
そこに目利き、事業への寄り添いはありませんでした。
経営者の皆さんにも
銀行と信用保証協会にひと言ある…という人は多いと思います。
大銀行の東芝救済のニュースの裏で
ぜひ、中小企業信用保険法改正案も注目して下さい。