物事とは見る視点によって

投稿日 2015年6月2日

司法制度、法曹養成制度について議論する部会に参加しました。

現在、毎年の司法試験の合格者数を3,000人から1,500人へ制限する案が検討されている問題です。
私は「意図的に制限するべきではない」と意見させて頂きました。

数を制限することで、既存の弁護士を守ったり、質を保とうとするのではなく、
競争環境を整備し、試験内容をしっかりと見直すことで、質を保てばよいと私は考えます。
国民が弁護士を選びやすく、頼みやすい環境をつくることが大切です。

国の役割は「ルールを作る」ことであり、規制して「既得権者を守ること」ではないのです。
物事とは見る視点によって、正否が違ってくると改めて感じます。

既存の弁護士を守るという視点で見たら、数を制限するのは確かに「正しい」のかもしれません。

しかし、より安くより質の高い弁護士に頼みたいという国民の視点で見ると、それらは「間違い」です。
なぜ政治家が国民の視点で物事を考えないのか不思議でなりません。

多くの弁護士を生みつつ、質を落とさないためにどうすべきか…
「or」ではなく「and」の考え方で議論することが大切だと思います。

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