奇跡の学校

投稿日 2019年1月24日

バングラデシュに来ています。
ノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス博士と日本で初めてお会いしたのが2011年。
バングラデシュの発展に協力して欲しいと依頼され、国の発展の基礎となる教育分野で支援しよう、バングラデシュでモデルとなるような学校をつくろう、とゼロから新しい学校を立ち上げるプロジェクトを開始したのが2012年2月でした。
土地の詐欺にあいそうになったり、マフィアに校舎の建設を妨害されたり、様々な困難を乗り越え、2013年1月に開校しました。


ナラヤンクル村にあるその学校の名前は、ナラヤンクル・ドリーム・モデル・スクール&カレッジ。
姉妹校となる東京の郁文館夢学園の「夢教育システム」を導入するため“ドリーム”を、「この国のモデル校になる」という思いを込めて“モデル”を校名に入れました。

開校から6年。
“奇跡の学校”がここにあります。
現地教職員の奮闘により、この学校はまさに“モデル校”として注目されています。
全国一律の卒業試験でも、この学校の子どもたちは素晴らしい成績を収めています。
本日行われた6周年記念式典には1,600名が集い、その中には教育大臣、国会議員、郡長、県教育局長など有力者がずらり。
教育大臣からは「こんなに素晴らしい学校は見たことない」との言葉をいただきました。

 

バングラデシュは昨年末に総選挙が行われ、与党の圧勝で終わりました。
この国は独立以来、二つの政党が交互に政権を担ってきました。
どちらも過去に党首が暗殺され、憎しみの連鎖が続いています。
しかし、国民の幸せのために、過去の不幸を引きずっていがみ合っている暇はありません。
この“奇跡の学校”を卒業した若者たちが、大きな夢を持ってこの国のリーダーとして活躍する。
それはきっと、そんなに遠い将来の話ではありません。