信用保証制度のあり方

投稿日 2015年6月2日

中小企業の金融のあり方を検討する会議に出席しました。

全国に385万社あるといわれる中小企業・小規模事業者にとって、健全な地域金融システムは企業経営に不可欠であり、その中でも特に重要なのは、信用保証制度のあり方だと思います。

私もワタミを起業して、信用保証制度には随分助けられました。
地域金融機関は、その地域経済のために核となって目利き力を発揮し、様々な形で地元企業を「ひと手間かけて育てる」ことが大切です。

しかし、地域金融機関は、信用保証制度があるがゆえに、「ひと手間かけて育てる」金融機関にもなり得るし、リスクを負わない無責任な金融機関にもなり得ます。

残念ながら、私の経験上は後者が多く、保証審査の基準は硬直的でした。
ビジネスの目利きとして、ビジネスモデルを理解・判断・アドバイスしながら、適正な審査ができる金融機関のみが、この信用保証制度を活用できる仕組みに運用ルールを見直す必要があるのではないでしょうか。

例えば、その金融機関が、無担保融資をした分のみ信用保証の枠を使うことができるとか、
もしくは、信用保証協会をプロの目利きの集団として、明日の日本経済の為に保証をするなど…

パターンにはまった信用保証の運用には「中小企業の金融」のあるべき姿は見えない、
そう強く思います。

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