メッセージ

投稿日 2013年10月28日

私は、24歳のとき、小さな居酒屋の経営から始め、経営者としての人生を歩んで参りました。この29年間、ワタミグループを創業し、また個人としても学校、病院を経営し、さらに公益事業として開発途上国の子どもたちの教育支援、日本の若者たちの夢への支援、環境保護のための森づくりの活動等をして参りました。

ご承知のように、2011年に都知事選に出馬しました。それは、それまでの27年間のベンチャー育成のノウハウ、老人ホーム経営、高齢者向け宅配弁当事業(高齢者生活インフラの整備)、その他農業法人の経営ノウハウを都政に持ち込むことで、一企業の経営の枠を超え、よりたくさんのありがとうを集めることができると確信したからでした。

選挙を目前に控えた3月11日、東日本大震災が発生し、私は、翌12日には被災地を訪れ、都知事選の一か月半後からは、被災地である陸前高田市の参与として震災からの復興支援に関わってきました。しかし、市の復興に関わった中で実感したことは、地方行政の限界でした。国が変わらなければ、国民一人一人の幸せはないと考えるように至ったのです。

都知事選に敗れ、もう政治に関わるのはやめよう、ワタミの経営、学校・病院そして公益法人の運営に専念して、ひとつでも多くのありがとうを集めることで自分の人生を全うしようと考えていましたが、一方で二つのことが心に引っかかっていました。ひとつは、復興の現状から、国の役割があまりに大きく、国に対して出来ることは何かないか、ということ。もうひとつは、都知事選を通じていただいた、様々な私に対する期待の声に応えたい、ということです。

そんな矢先、第二次安倍内閣が発足し、去る4月、安倍総理より直接、参院選出馬へのお声をかけていただきました。安倍政権の推進するアベノミクスの大胆な金融緩和政策、機動的な財政政策は理にかなっており、すでにその効果は表れています。その一方で、経営実務に携わっているものとしては、ここからが勝負とも感じています。実体経済の成長こそが必要不可欠であり、その為には、中小・ベンチャー企業が元気になる政策、規制緩和による経済活性化、TPPの推進、そしてTPPを推進しても負けない競争力ある農業を育てていかなければなりません。それができなければ、1,000兆円の借金にこの国は押しつぶされてしまいます。そうならないために実体経済を成長させるお手伝いをさせていただくこと、そして被災地や都知事選で聞いた悲痛な叫びともいえる声に応えることが、私に与えられた使命と思い、新たなる挑戦を決断した次第です。

政治の目的は「国民の幸せ」だと思います。その目的に対する国政の手段としては「外交」「防衛」「経済」「教育」「福祉」等があると思います。その中で、「経済」については、国内外の飲食チェーンの立ち上げ、日本最大級の有機農業法人の立ち上げ、中小・ベンチャー企業支援等の実績と経験があります。

「教育」では、10年に渡る私学経営、開発途上国の子どもたちへの教育支援(カンボジア・ネパール・バングラデシュ)での学校建設・孤児院運営、13年間で200校)、神奈川県教育委員会教育委員、第一次安倍内閣での政府教育再生会議委員等の経験があります。

そして「福祉」でも、病院及び老人ホームの経営を通じてこの国の高齢者の方々がいかにすれば幸せな老後を送ることができるのか、そして高齢者宅配弁当事業を通じてその生活インフラの重要性を学んでいます。

2013年7月の参議院選挙(全国比例区)において、104,176票という貴重な全国の皆様のご支援をいただき当選することができました。参議院議員として、私の「経済」「教育」「福祉」等での経験を、この日本国の経営にぶつけ、一人でも多くの「国民の幸せ」を実現させるために全力を尽くす覚悟です。

渡邉美樹