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JOURNAL 思想・時事評 | 「関心」の輪を広げて、ともに行動しよう!

政治 2012.03.23

「3.11」から1年経って思うこと(その2)

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 いま、被災地で聞く声は「被災した市民の要望が多様である」というものだ。
 あるものは、被災した場所に留まりたいと言い、あるものは、高台に移転したいという。漁港を集約したいと考える人もいれば、震災前の漁港のままでいいという人もいる。

 ここで大事なのはリーダーシップだろう。どのプランが多くの人の幸せに貢献できるか、無私の心で考えなくてはいけない。そして早く実行に移さなければいけない。

 現地の利害の絡まない第三者委員会を作るのは一法だろう。そこで徹底的に議論をし、早急に決める。決めたら強いリーダーシップで実現する。リーダーシップの根底に必要なのは信頼だ。「あの人が言うのだから」と皆が思わなくては前に進まない。

 信を結べていない国がいまさら、前に出ることはできない。リーダーシップは取れないだろう。

 例えば瓦礫の処理。
 いまだに片づかない。被災地を歩くと瓦礫の山ばかり目にする。これから暖かくなるとハエや虫もわくだろう。想像するだけで暗い気持ちになる。

 もっと早く国は動くべきだった。いま、細野環境大臣を中心に地方自治体の説得に乗り出しているが、遅きに失した。
 瓦礫が放射能に汚染されていない科学的根拠を示し、被災地をこのまま見捨てていいのかと説得すべきだった。もっと早く、もっと早く。国民の気持ちが被災地により強く向いているうちに。

 時間が流れる罪。
 手を打たなかった罪。
 無策の罪は大きい。

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