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経済 2010.07.23

小売業初の減収で思うこと 右肩下がり時代のリーダーとは

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日本相撲協会から委嘱された「ガバナンスの整備に関する独立委員会」の第1回会議がが7月16日に開かれた。当初予定していた2時間をオーバーし、16時から18時30分まで行われた。熱い議論が闘わせられた。
 細かなことは7月17日のブログに書いたのでそちらを参考にしてほしい。

 

 今日は、日経が行った小売業調査から話を始めたい。
 09年度の調査では、1967年の調査開始以来初の減収になったという。売り上げが減るということは企業、産業にとってとても大きなことだ。
 分野別で増収を保ったのはコンビニと家電量販店だけで、百貨店は減収幅拡大、スーパーは減収に転落した。
 国内消費の厳しさを実感できる数字だ。背中が寒くなった。

 

 ことは小売業だけのことではない。居酒屋とて同一線上にある。市場は現在約1兆1000億円と漸減傾向にあるが、10年後には約8000億円まで落ちると業界では言われている。景気低迷、人口減少、飲酒人口の減少などが要因だ。

 

 3000億円の減少は尋常ではない。

 

 売り上げが右肩上がりのときはみな同じビジネスモデルで良かった。しかし、10年で3000億円減少するという右肩下がりのときにはそれは通用しない。
 市場が縮小する中で同じシェアでは市場の縮小と一緒に落ちてしまう。逆に、シェアを取っていかなければならないのだ。市場が縮小するなかで、シェアを取るーー。

 

 その際もっとも大事なことは何か。人か、カネか、戦略か。みな大事だ。しかし最も重要なのはリーダーだと思う。
 右肩上がりのときは「いけいけドンドン」のタイプ。少々戦略が大雑把でも心が熱い人が良かった。右肩下がりのときはそれだけではだめだ。
 熱い心は当然として、緻密な頭脳は求められる。戦略を描き、なおかつ励ましながら一緒に進む。そんなリーダーでなければ生き残っていけないだろう。


 
 心に刻んでおきたい。

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