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社会・環境 2010.03.16

「愛子さま学校問題」とオランダ

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 さて、今日は「愛子さま学校問題」である。

 

 学習院初等科2年生の愛子さまが、学校に行かなかった、今日は出席したと毎日のように報道がなされている。

 

 「愛子さま学校問題」の根底には学級崩壊があるといわれているが、学年によって学級崩壊の原因は違うと思う。高学年の場合は先生の人間力のなさ、低学年の場合は指導力のなさが大きい。愛子さまの場合は低学年なので、先生を複数にするとかして指導力を強化すべきだろう。安心して学べる環境を作るしかない。

 

 私は「郁文館夢学園」という学校法人の理事長をしている。郁文館でも不登校の子はいる。その場合焦ってはいけない。温かく見守るしかない。「学校に行ってほしい」というメッセージはおくるが、基本は見守ることだ。

 

 以前にもこの欄でオランダの教育のことを書いたが、オランダの教育の基本は一人一人に寄り添うこと。教室には5種類くらいの教科書があり、それぞれのレベルに応じて教科書を替える。一人一人の学力に見合った教え方をする。落第しても見捨てることは決してない。他人と比べない教育だ。
 オランダはEU諸国で12歳の子ども対象の調査で「いま幸せ」と答えた子どもの割合が一番多かったという。

 

 「愛子さま学校問題」は日本の教育全体に問題点を突きつけたと思うべきだろう。


 

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