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政治 2010.01.04

2010年は産みの苦しみを味わう「乱」の年

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 明けましておめでとうございます。
 いよいよ、2010年の年が明けた。みなさまはどのような気持ちで新年を迎えただろうか。

 

 今年はどのような年になるのか。昨年最後のジャーナルで私はこう書いた。2009年は「覚」の年でもなく「壊」の年にもならず、結果的に「変」の年になった、と。
 受けて、2010年は「乱」の年になるのではないか、と思う。

 

 国民は変化を求めて、09年政権交代の道を選択した。民主党に300議席を超える議席を衆議院で与えた。実質上、日本では初めてと言っていい本格的な政権交代だ。混乱があるのは仕方がない。しかし、事は国内政策や外交の混乱にとどまらない。最も大事なことが露呈した。「ひょっとすると、この国には政治的なリーダーはいないのではないか、払底したのではないか」という思いだ。
 自民党の人材の払底ぶりを見て、国民は民主党にリーダーを求めた。ところが、現実はそう甘くはなかった。鳩山首相のリーダーシップの欠如、小沢幹事長の二重権力構造。我々が目にする現実は厳しい。

 

 経済、年金、環境問題等々、私たちが不安に思うテーマは揚げきれないほどだ。何とか変わらなければ、将来が不安だ。子どもや孫たちに、よりよい社会を渡すことができない。変わらなければいけないーー。そこには政治のリーダーは不可欠だ。
 1回の政権交代くらいでうまく変われるはずがない。2010年はそのための産みの苦しみの年になるのではないか。平和をむさぼっていた、経済の繁栄に安住していた我々に報いが来ているとも言える。

 

 ならば、真正面から報いを受けよう。未来の日本のために産みの苦しみを味わおう。
 そう考えれば「乱」もまた悪くない。


 

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