
第45回総選挙が終わった。
30日、投開票が行われ民主党が308議席と大幅に議席を伸ばした。自民党は公示前勢力の3分の1余りに激減、歴史的な惨敗を喫した。自民党は、1955年の結党以来初めて第1党の座を失い、15年ぶりに野党に転落することになる。
みなさんはこの結果をどうご覧になっただろうか。
先週初めの各種世論調査で「民主党が320議席」といった大勝の予想が出ていたので少し揺り戻しがあるかなと思っていたが、結果はそうならなかった。それほどまでに、自民党の耐用年数が切れていた、ということだろう。
それにしても小選挙区はドラスチックな制度だ。まさにゼロサムゲーム。ここまで大きく振れるとリスクも感じざるをえない。
今後、私たちが注意すべきは、民主党の財源の手当てだろう。どのような予算を組んでくるのか。マニュフェストで実施時期を明言した10年度はさっそく7・1兆円の財源が必要になる。どう手当てするのか、じっくりと見てみたい。逆に、そこまで私たちが言うのなら、高等学校の授業料無料化分を返還するくらいの気概があってもいい。
もうひとつ、私が注目したのは投票率だ。投票率69.28%、現行制度では最高、前回の投票率67.51%を上回った。マスコミでは、これをもって高得票率と書いている。しかし、私はそうは思わない。10人に3人以上は棄権しているのだ。
先日訪れたオランダでは85%を切ったことがない、という。「日本の投票率は?」と聞かれて、答えに窮した。
とにかく投票率を上げることだ。そのためには、罰則みたいなものも考えてもいいかもしれない。
とにもかくにも「政権交代」という歴史的な歯車は、大きく回った。