
日本銀行が4月1日、企業短期経済観測調査を発表した。いわゆる日銀短観と言われるものだ。新聞や雑誌で目にされた方も多かったに違いない。
3月の短観は、大企業・製造業の業況判断指数が過去最悪に落ち込んだ。非製造業も含め、ほぼ全業種が大幅に悪化し、企業の景況感は総崩れに陥った。先行きにはわずかに改善の兆しもあるが、日本経済にかかった霧はなお深いと考えざるを得ない。
順調であった当店の店舗も3月中旬から、がくっとフリーで訪れるお客さまが減った。取引先等に聞いても外食の消費低迷は信じられない落ち込みだという。
このようなときこそ政治が重要になる。リーダーシップを発揮し、国の進むべき方向を示すべきだろう。ところが、実際はほど遠い。一例を挙げれば小沢一郎民主党代表の違法献金問題。私はこう思う。「小沢氏ほどの実力のある人だったら現場を大事にしているだろう。100万円単位の献金までチェックしているはず。万が一知らなかったとしたら、それはそれで問題だ」。いずれの場合でも、小沢氏は辞任すべきだと考える。
私たちは「政治とカネ」の問題で過去、どれほど、時間を空費したことだろう。金額に直せば莫大なものになる。私は企業献金をゼロにすべきだと考える。どうしても献金したければ、国会議員全員に配分される仕組みを作ったほうがいい。それでも政治にカネがかかるというなら、衆参議員の定数を半分にする。ならば、議員1人1人が受け取る歳費が倍に出来る。それくらいのことを考えなければ、何度も何度も「政治とカネ」に国民は振り回されてしまう。
ワタミグループは農業にも進出している。ワタミファームだ。ここに訳のわからないカネが入ってきた。二十万円程度だが、認定農業者をやっていると入るとのこと。当然、全国の農家にも配られているのだろう。究極のバラマキだと言わざるを得ない。
今回の不況をどのように名づけるか。
「政治不信不況」と言ったらいいすぎだろうかーー。