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JOURNAL 思想・時事評

政治 2009.02.19

日米首脳を見て思う-いま求められるリーダー像

 オバマ政権が本格的に動き始めた。
 2月13日、米国上下両院が大型の景気対策修正法案を可決した。法案には、ブロードバンドや電子カルテの普及拡大に向けた数百億ドルの資金投入などが盛り込まれている。

 

 一方、日本。麻生政権は"ふらふらの状態"だ。内閣支持率はとうとう10%を割り込んでしまった。17日にはしどろもどろの「醜態」を世界中にさらした中川昭一財務・金融担当相が辞任に追いこまれた。

 

 構成員の幸せを最大限にし、返してあげること、それがリーダーの本来の仕事だ。ではいま、求められるリーダーとはどのようなものだろう。
 対極の日米首脳を見ていると、いかにリーダーには「信頼」が大事かが分かる。信頼がなければ、全てが始まらない。組織の構成員に安心を与えることはとても大事なことだ。いま、信頼を得るにはゼロベースで物事を組み立てられる素養が必要だと思う。100年に1回の金融危機が叫ばれる状況では物事をゼロベースで考えることはとても大事だと思う。過去のしがらみがあっては元も子もない。だれも信頼を寄せないだろう。
 加えて、国民を説得するためにはきちんとしたストーリーが絶対にいる。それを論理的に説明する能力が求められる。

 

 「頭で理解し、心で信頼を寄せるーー」。
 今求められるリーダー像はここに尽きるのではないか。安定期にはひょっとすると強力なリーダーはいらないのかもしれない。しかし、変革期にはそうはいかない。今こそ、真のリーダーが求められる。

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