第22回参院選が6月24日に公示され、7月11日の投開票に向け、17日間の選挙戦がスタートしました。昨年9月の政権交代後、初の全国規模の国政選挙となります。
直前に鳩山由紀夫前首相が退陣し、菅直人首相が引き継いだ中、民主党を中心とする連立政権に対する有権者の中間評価となります。注目を集めているかのようにみえる選挙ですが、はたして日本国民の興味はどれほどでしょうか。
昨年オランダを訪れた際、オランダでは選挙の投票率が80%をきったことがないと聞き、60%台という日本の投票率を"恥ずかしい"と思いました。
この国で出会ったデニーおばあちゃんは、「私たち国民には、投票によって、政治を選ぶ権利がある。
この権利があるから、高い税金を国に貯金するように、安心して払うことができるんです。
たしかにそうやって選ばれた政治家でも、人間だから間違えることがあるかもしれないよ。
でもそうしたら、私たちが次の選挙で選び直せばいい。私はこの国の国民を信頼してるんだから。」と語ってくれました。
国民と国との間に、こんなにも強い"信"が存在していることに、強く感動を覚えたものです。
翻って日本。2005年衆議院選挙の投票率、小選挙区が67.51%、比例代表が67.46%と、前回2003年を7%程度上回ったとはいえ、この投票率の低さは異常です。国民一人ひとりが日本の、そして自分の将来を本当に考えているのか......疑問だと言わざるをえないでしょう。
今日本が大きな岐路を迎えていることは確かです。これまでの安定成長の時代であれば、政治がどうであろうと国として致命的な問題とまではなりませんでした。でもこれからは、政治を間違えたがゆえに多くの国民が不幸になるといった事態もでてきます。
「私の一票くらい...」「たかが一票じゃないか」と思わず、「私の一票で変えるんだ」と考えたい。
今回の参院選では、一人ひとりが日本の"あるべき姿"を真剣に考え、投票という権利を行使すべきだと思います。
2010年6月24日