※2006年4月7日発行の「psiko」のインタビューで渡邉が答えた内容を一部紹介します。
我々は福祉をやるんじゃない。徹底したサービスをやる。
今、介護において、一番の問題は何かというと「福祉ぼけ」だと思うんです。福祉にかかわっている方は、やっぱり心の優しい、いい方が圧倒的に多いんですよ。でもサービス精神を発揮するという発想はあまりない。僕は「福祉ぼけ」っていう言葉を使っているんですが、介護が日常の仕事になると「してあげているんだ」という気持ちだって生まれてきてしまう。すると、マニュアルどおりの介護になって、どうしても細かいところに手が届かない、もしくはだんだん手を抜いてしまう。そういう介護の状況がある。
介護事業に参入する企業の多くは現場を「聖域」と考え、現場任せになっている。利益をあげるための介護。福祉の延長の介護。すると、真の意味での高齢者の幸せにはつながりません。僕は介護の現場を見てそう感じました。そして、もっと介護の質を向上させることができるはずだと思ったんです。
我々は福祉をやるんじゃない。徹底したサービスをやるんだ。そんな強い意志を持っています。介護はサービスだという概念が確立できたら、そこにはものすごいニーズがあると思います。ニーズがあるイコール高齢者の方からの「ありがとう」がある。僕はそう思っています。