渡邉美樹.net | 大人の責任 子供たちの未来のために

介護 2006.01.12

自分の両親を入居させられるか

※2006年1月12日発行の「はいから」のインタビューで渡邉が答えた内容を一部紹介します。

日本の介護をかえたい。福祉に依存する意識を変革し、本当のサービスを提供する。ワタミならそれができるのです。
私は病院を経営する機会をいただきまして、そこから今の介護の現状を目の当たりにしたのです。この時これはもうやるしかないと思いました。私が見る限り、現場には少なからず社会福祉への甘えが残っているように思えます。社会福祉だから、やってあげるのだから、このくらいのサービスでいいという意識です。私が言いたいのは「もし自分が高齢者だったら」ということと、「自分の親を入居させたくなるような施設づくりをしているか」ということなんです。ですからまずは、徹底した現場主義を再構築するつもりです。
現場を見ないと何も始まりません。ただ、お客さまへの接し方などはこれまでのワタミで培ったものと基本は同じ。サービスですから。入居された方々にとって、サービスの悪さを理由に転居するのは、現実的ではありません。
まだまだ改善すべき所はたくさんあります。要はお客さまの視点が大事なのです。もし、私が介護の世界で誰にも負けないものがあるなら、それは自分の両親を入居させられるかという基準を絶対に崩さない信念でしょうね。
私は日本の介護をかえたいんです。今後2020年までに施設を1000棟に増やしたいと考えていますが、実はそれは、日本の施設介護を必要とされる方の約1割にしかなりません。でも、私がそこで炊きたてのあったかいご飯を提供すれば、他の施設もやらざるを得ないわけです。我々がオムツ-0(ゼロ)を実現させていけば、他もオムツ-0に取り組むしかないわけですよね。つまりスタンダードを変えたいんです。そうすれば22世紀の高齢者の方はみんな幸せになります。それはやがて在宅介護への変革にもつながっていくはずです。こうやって皆さんの人生における「幸せ」の側にいつでもワタミがいる。それが私の野望です。

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